「熊野古道なかへち美術館」と「田辺市立美術館」
熊野古道の『近露王子』の近くに、「熊野古道なかへち美術館」があります。
「熊野古道なかへち美術館」は、現在国際的に活躍する建築家ユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が最初に手がけた美術館です。
美術作品を新しい空間で見せ、アートを通じた交流の場を生み出す、という構想のもと設計され、1998年に開館しました。
日本画家の野長瀬晩花、南画家の渡瀬凌雲の二人を中心とした地元ゆかりの画家と、その周辺の作品や資料を収集、展示されています。
2023年7月8日から9月18日まで「熊野古道なかへち美術館」では、開館25周年を記念して、開館以来ゆかりの画家として顕彰してきた近代の南画家、渡瀬凌雲(1904~80)の画業を、改めて紀南地方との関係に着目して紹介する特別展を開催されています。
熊野古道なかへち美術館開館25周年記念特別展「渡瀬凌雲と紀南」について、詳しくはこちらからご覧ください。(休館日がございますのでご注意ください)
当ホテルから車で約50分です。
こちらは「田辺市立美術館」です。
「田辺市立美術館」は、田辺湾を一望する高台にある新庄総合公園の一角に1996年開館しました。
コレクションの軸になっているのは日本の文人画と近代絵画で、館蔵品展や小企画展で紹介されています。
また、収蔵している作品(作家)や、当地にゆかりのある作品(作家)に関連する特別展も毎年開催されています。
2023年7月8日から9月18日まで「田辺市立美術館」では、戦後、新たに流入してきた国際的な美術の動向とともに、様々な展開をみせて生まれた多彩な〈かたち〉の表現を、「人と図形」、「不定形」、「織のかたち」、「墨のかたち」、「2000年代以降」の五つの章によって紹介されています。
小企画展「戦後美術 変容するかたち」について、詳しくはこちらからご覧ください。(休館日がございますのでご注意ください)
当ホテルから車で約20分です。
当ホテルご宿泊の際に、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。